地盤改良について
新築プロジェクト、何もしてないわけではありません。
まずは、足下、じばんからけんとうしてました。
戸倉は、川沿いの地域なので現状の地盤のまま家を建ててしまうと、
家が傾く恐れがあるので、
地盤改良をする必要があります。
多くは柱状改良といって、セメントで地面に柱をつくっていく方法で
家を支えています。
でも、ずっと疑問に思っていたことがあります。
いつかこの家を解体するとき、
この地面の中の柱はどうするんだろう?
調べていくと、やっぱり、
次の家を建てるには邪魔
もし土地を売るときは、撤去して売るか、撤去費用分を値引きして売らなければならない。
と言うことでした。
しかも、地面の中のものなので、撤去費用が高い。
規模によって違うが、数百万単位。
地盤改良が住宅に普及し始めて15年程度なので、
これから先、大変なことになりそうです。
そんな中、調べていく内に発見したのがハイスピード工法。
セメントで柱をつくる代わりに、砂利で柱をつくってしまうと言う工法です。
砂利なので、解体時や売却時に撤去する必要もないそうです。
砂利はセメントよりも弱そうですが、
建築技術性能証明を取得しています。
強度的には問題なさそうです。
建築にまつわる技術なので、”完璧”は存在しないと言うことは分かっていますが、
調べた限りでは柱状改良よりは良さそうです。