BLOG

現場の様子と日々思う事

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 住まいのコラム
  4. 家は一人が相続した方が良い

家は一人が相続した方が良い

今回も個人的意見が満載です。一つの意見として、ご覧下さい。

みんなが都会に出て行ってしまった、「田舎の実家」
田舎で工務店をするものとしては、どなたか一人の名前で相続することをお勧めします。

むしろ、何人もで相続すると最悪です。やめて下さい。

その理由はただ一つ
意思決定がままならないからです。

一つの家を数人で持つことになったとき、その家に起こす変化は全員の納得が必要になります。

例えば、ちょっと修理が必要になった、みんなでお金を出し合おう。
そんな時に、必ずこんな人が現れます。
「ちょっと待って、今、子供が大学に行っているから住まない家にお金を掛ける余裕は無い。」
と言うわけで、5年後、改めて直そうとしたときにはこんな人が現れます。
「ちょっと待って、今、奥さんの両親の介護でお金が必要だから、住まない家にお金を掛ける余裕は無い。」

こんな事の繰り返しで、田舎の実家は、立派な廃屋になって行くのです。

いくら、親族とは言え、財布は別。
自分のタイミングで、住まいをなんとか出来る状況を相続の時に整えておくことを強くお勧めします。

関連記事

カテゴリー